京王富士スバル高原別荘地第一次は、通称「京王一次別荘地」と呼ばれ、総面積約50万平方メートルに547の区画とテニスコートや共有緑地などを擁した別荘地です。

 

 京王一次別荘地は、住所の字名が富士山であるとおり富士山麓の森林地帯にありますが、中央道河口湖インターから車で7分、富士急行線河口湖駅から10分、また別荘地から車で10分ほどの範囲にスーパーやショッピングセンターなど数多くの商業施設があり、環境とアクセスの双方に恵まれています。

 

 当別荘地は、京王帝都電鉄株式会社(現・京王電鉄株式会社)が入会地であった富士山麓の恩賜林の払い下げを受けて、19686月に開発を始め、196976日に分譲が開始されました。

 

 富士山を目前に臨む国立公園であるこの区域一帯は、1960年から富士観光開発株式会社が「富士桜高原別荘地」の名称で別荘地の開発を開始し、また京王帝都電鉄および丸紅株式会社も合わせて開発を行いました。周辺には多くのゴルフ場も造成され、分譲地の名称は開発会社によって異なりますが、一体として富士五湖地域で最大の別荘地を形成しています。

 

 京王一次別荘地は、別荘区域の中でも比較的初期に開発された分譲地のため、市街地や主要道路に近い場所に位置しており、通年で居住されている方もいます。